初めまして、外コン歩兵です。当ブログにお越し頂き有難う御座います!
今回の記事では、銀行/コンサルティング業界への就職/転職を考えている方や現役の銀行員に向けて、私がメガバンクを辞めてコンサルティングファームに転職した2つの理由についてお話ししようと思います。
理由①:成長の停滞
私が銀行を辞めた最大の理由は、成長が感じられないことでした。営業や内勤業務を行っていましたが、どちらも銀行業界特有の課題があることに気づきました。営業では、自社のプロダクトをクライアントのニーズに合わせることが難しかったため、成長を感じられませんでした。また、内勤業務では、システム操作を覚えることが主で、財務知識の習得につながらなかったことも成長の停滞を感じさせました。以下の書籍を参考に財務分析を学ぶことも試みましたが、実務レベルでの成長は見られませんでした。
- 世界一楽しい決算書の読み方
- MBAより簡単で英語より大切な決算を読む習慣
- 【新版】財務3表一体理解法
理由②:組織の風土への不信
もう一つの理由は、組織の風土に対する不信感です。入行前から社内政治などがあることは覚悟していましたが、それ以上の問題が目立ちました。特に、金融業界の環境が変わっても組織は変革を試みず、古い制度が続いていました。例えば、コロナ禍で一度は在宅勤務が導入されましたが、その後すぐに全員が出社するようになりました。理由を問いただしても、「それが組織だから」という答えしか返ってこなかったことが、組織への不信感を強めました。
これら2つの理由が、私がメガバンクを辞めてコンサルティングファームに転職するきっかけとなりました。銀行業界に興味を持っている学生や、現在銀行で働いているが転職を考えている方にとって、私の経験が参考になれば幸いです。
さらに、コンサルティングファームに転職した後、私はクライアントとの関係構築やニーズの把握において大きな違いを感じました。コンサルタントとして、クライアントのニーズを理解し、最適なソリューションを提案することが求められるため、自分自身の成長が実感できました。また、コンサルティングファームでは組織風土が大きく異なり、能動的に考え行動することが奨励されています。
今後の記事では、コンサルティングファームでの働き方や、銀行業界との違いについても詳しくお伝えしていきたいと思います。私の経験が皆さんのキャリア選択や今後の道のりに役立てばと思います。
それでは、次回の記事でお会いしましょう!お読みいただきありがとうございました。
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